食べない事と人類

こんにちは、きおまです。

 

断食関連の食べないことについて書いてみます。

食べないと栄養が足りなくなる、力が出なくなる、と思っている人は多いでしょう。

食べないことは身体に悪い、と思っている人も多いでしょう。

 

今日は、食べない事で身体に起こる現象と、食べないことの歴史について書いてみます。

 

長い人類の歴史の中で、日本を含む今の先進国ほど「飢餓」という事は縁遠くなっています。

長い歴史の中で人類は常に飢えとの戦いでした、その中で狩猟方法を改善したり、農耕ができるようになったり、家畜を飼うようになったりと、飢えない方法を編み出してきました。

 

同時に、身体も飢えに対して備えながら進化してきました。

 

高脂肪の食べ物や甘い食べ物などを美味しく感じるのは、「高エネルギー」の食べ物をより取り込みたいという生存のための1つの方法です。

 

人の脳を動かしているのは「ブドウ糖」です。これは1日何も摂取しないと切れてしまいます、それを補うために、身体に蓄えている脂肪や筋肉を分解して、脳に必要な成分に変換して送ります。

 

いざという時のために蓄えているのが脂肪であり、筋肉です。

これは170cm65kgの男性の場合でも、約40日間食べなくても生命が維持できるほどです(やらないで下さいね)

 

また糖尿病で知られているインスリンというホルモンは血糖値を下げるホルモンです。血糖値を下げるホルモンはインスリン1種類しかありませんので、出なくなった場合などは注射などで補うことになってしまいます。

 

一方で血糖値が低くなってしまった時に血糖を上げるほるもんは4種類もあります。アドレナリン・グルカゴン・成長ホルモン・糖質コルチコイドです。

 

人間は、飢餓などで血糖が低くなった場合の備えは4つのホルモンがありますが、過食での血糖が高くなった場合の備えは1つしかありません。

 

人類は飢餓には強く、過食には弱い構造になっています。

 

今の日本ぐらい食べ物が溢れているのはここ数十年という最近です。

 

それでも、栄養が足りない、栄養を補うために●●を食べよう、といった「加算法」の情報が非常に多いです。

 

自分が本当に、栄養が足りていない、と感じる人は別ですが、通常の健康体の人が、もっとタンパク質を、もっと栄養素を、となる必要はあるのでしょうか。

 

食の質が悪化したことでの栄養不足、というのはあるかもしれません(もし100円のハンバーガーを食べてタンパク質が補えると思っている人がいたら、うーーん、と思ってしまいますが)

 

日本を含む先進国の人たちは、1食減らす日や、1日断食する日というのを設けても問題無いです。

 

心地よい空腹感とその後の食べ物の美味しさ、も体験できます。

空腹は最高のスパイス、です。

 

また、ますます増える世界人口の胃袋を満たすには、生産性を上げるか、食べる量を減らすかしかありません。

 

食に関しても、もっともっとの加算法だけではなく、減算法で考えることは自分にとっても、未来にとっても、必要なことだと感じます。